不動産契約のオンライン化について~IT重説とオンライン契約~
【秋田市/カントリーガーデン不動産】
秋田市を中心に活動するカントリーガーデン不動産です
今回は、オンラインでの重要事項説明書と契約について考えてみました💻🍵
💻重要事項説明も契約もオンラインで可能
不動産取引に当たって事前に行われるのが重要事項説明です
その名の通り取引に置いて重要な内容を事業者が説明し、契約者がその内容を理解することが大切なのですが、馴染みのない用語が多く、
その後の契約書の内容確認も必要になるため、さらっと流してしまう人が多いのも実態です
💻重要事項説明は売買契約当日に行われるのが慣例
重要事項説明は不動産売買契約に先立って行われるものですが、売買契約の当日でなければならないという決まりはありません
これまでは宅地建物取引士が直接面前で重要事項説明を行わなければならなかったため、不動産売買契約と別の日に重要事項説明を行う場合、2回スケジュールを調整しなければならないため、
売買契約でお会いするタイミングで併せて実施する方が合理的とされていました
法務関係に明るい方は、売買契約までに重要事項説明書や売買契約書を事前にチェックして、疑問点を解消してから契約日を迎える方も多いですが、
一般の方は契約日に重要事項説明書や契約書の内容を初めて見るというケースも少なくありません
💻重要事項説明書の事前チェックを行いたいのですが…
重要事項説明は大切なプロセスなので、できれば事前に重要事項説明書を確認したいところです
しかし、実際の取引では、購入申込後の交渉がまとまったら、速やかに売買契約を締結する場合が多く、
購入申込から売買契約まで、あまりスケジュールに余裕がない場合が多いです
売買契約を締結するまではその物件の購入が確定できるわけではないので、速やかに売買契約を行うことは買主様にとっても重要なことです
契約をなるべく急いで締結するのにも、それなりの理由があるということですね
具体的な契約までの流れとしては、まず、不動産仲介会社の担当者は、購入申込の後、契約することが決定したら、重要事項説明書を作成するために各種調査を実施します
単純に書類を作成するだけではなく、役所へ行って必要書類を取得したり、物件に調査に行かなければならないこともあります📜
つまり、買主様が事前に重要事項説明書を確認したいと思っても、重要事項説明書の完成が売買契約予定日ギリギリになることも少なくありません
💻IT重説とは
IT重説とは宅地建物取引士が直接面前で重要事項説明を行うのではなく、テレビ会議システムなどを用いてオンラインで重要事項説明を行うものです😲💻
2020年に不動産売買においてもIT重説のテスト運用が開始され、昨今の新型コロナの影響もあってそのまま本格運用が始まりました
IT重説は時間と場所を選ばないのが最大の特徴です
オンラインであれば売買契約日よりも前にIT重説を行うことはそれほど難しくありません
従来の重要事項説明では、説明内容の記録が難しく、結果的に説明に使用した重要事項説明書しか残されないケースがほとんどなのですが、
IT重説の場合は、多くのテレビ会議システムに録画機能が付いているため、書類だけでなく、説明の様子も簡単に記録することができます
※IT重説を行う場合は事業者は音声・映像などの記録を残さなくてはならないのですが、事業者が記録したデータを契約者に提供するかどうかは事業者の判断になります
はじめに記載したように、重要事項説明書・不動産売買契約書と普段あまり触れない書類を正確に把握することは容易ではありません。
書類以外で記録することができればそれだけ安心材料が増えることになります
※録画することが前提になっていれば、宅建士も注意して重要事項説明を行うので、そういった意味でも安心と言えます。
💻売買契約もオンラインで行える
売主様の了解が必要になりますが、売買契約もオンラインで締結することが可能です💻
従来の捺印に変わるシステムが確立されていて、オンライン契約のサービスを利用することで実現できます
オンライン契約の場合は、収入印紙が不要となります
不動産売買契約は金額が大きな取引なので、印紙税が節約できるのは買主様・売主様双方にメリットがあります✨
しかし、現在の取引では売主様が高齢であるケースが多く、また、仲介会社もオンライン契約に不慣れなため、
いま一つ売主様の信用を得ることができず、オンライン契約が実施できないケースも多いです
💻変化の多い不動産業界
ここまで、重要事項説明と契約のオンライン化について説明しました
弊社カントリーガーデン不動産でも、IT重説を行ったことは何度かあります💻
しかし、オンラインの契約に関しては、契約の関係者全員がオンライン契約のサービスの利用が必要であることなどから、
未だ行ったことはございません
今後は、IT重説・オンライン契約の利用も増えていくと予想されます
また、その他にも、不動産業界は、関係法令が毎年のように改正されるなど、
非常に変化の多い業界となっています
そのため、一般の方にとっては分かりにくい状態となっているのが、実情だと思います
したがって、不動産購入のためには、物件のこと以外もサポートできる不動産エージェントに相談することが重要です
弊社カントリーガーデン不動産では、物件の紹介だけでなく、
融資などの資金計画についても、買主様と共に考えます
不動産購入について、お悩み・ご不安がある方は、
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カントリーガーデン不動産、千田でした