2022年1月16日

中古住宅の購入に使える【フラット35】リノベとは?
【秋田市/カントリーガーデン不動産】

家を買いたいと考えたとき、ほとんどの人が住宅ローンを利用するでしょう。住宅ローンについて調べている中で【フラット35】という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

フラット35とは返済終了までずっと金利が変わらず、返済計画が立てやすいのが特徴の住宅ローンです。フラット35には様々な種類の商品があり、どの商品を利用するべきは住宅の性能や状態によって異なります。

今回は、その中でも中古住宅の購入と合わせてリフォームを行う場合に使える【フラット35】リノベという商品について、特徴や要件などをご紹介していきます。

 

【フラット35】リノベの特徴

【フラット35】リノベは、中古住宅を購入して一定の要件を満たすリフォームをすることで、住宅ローンの金利を下げることができる商品です。金利プランによって5年間または10年間、【フラット35】の金利から年0.5%引き下げることができます。中古住宅の購入を検討している方にとっては嬉しい商品ですね。

【フラット35】リノベを利用できる住宅には以下の2種類があります。

 

①一定のリフォームがされた中古住宅を購入する場合

②購入した中古住宅に一定のリフォームをする場合

 

①の場合は「買取再販タイプ」といって、先に住宅を売る事業者が【フラット35】リノベに関する適合証明などの手続きを行い、その後に住宅の購入者が借り入れの申込みをして行います。

 

②は「リフォーム一体タイプ」といい、まずは住宅の購入者が【フラット35】リノベの借入れの申込みを行い、住宅の代金を支払ってから住宅事業者が工事に着工します。その後、事業者が適合証明などの手続きを終えたら、そこでやっと資金の借入れができるのです。

中古住宅の代金を支払う時点では、まだ借入ができていませんので自己資金で支払うことになります。もし、中古住宅の支払いに資金を借り入れたい場合は「つなぎ融資」を利用することができます。

 

【フラット35】リノベの金利プラン

【フラット35】リノベには、金利プランが2つあります。

金利Aプランはリフォーム工事費が300万円以上の場合に適用できる金利プランで、10年間は金利を年0.5%引き下げることができます。金利Aプランを利用するためには、リフォーム工事後に次のいずれかの基準に適合している必要があります。

省エネルギー性 一次エネルギー消費等級5の住宅
耐震性 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅
バリアフリー性 高齢者等配慮対策等級4以上の住宅(共同住宅の専用部分は等級3でも可)
耐久性・可変性 長期優良住宅

 

 

金利Bプランは、200万円以上のリフォーム工事を行なった場合に適用することが可能な金利プランで、5年間は金利を年0.5%引き下げることができます。金利Bプランは、次のいずれかのリフォーム工事が行われていることが要件です。

省エネルギー性 断熱材の追加工事

断熱性の高い開口部への交換工事

高効率空調機・高効率給湯器・太陽光発電設備の設置工事  など

耐震性 壁、筋かい等の設置工事  など
バリアフリー性 手すりの設置工事

通路または出入口の幅員拡幅工事

バリアフリートイレまたは浴室への交換工事  など

耐久性・可変性 床材の交換工事

屋根・外壁の塗装・防水工事

天井・内壁等の壁紙等の交換工事  など

 

 

まとめ

【フラット35】リノベは、中古住宅を購入する方にとって非常にお得な商品です。リフォームの金額によっては金利の引き下げ期間が異なりますので、あらかじめ金利プランについて確認しておきましょう。

 

カントリーガーデンでは、あなたの理想を叶える住まいの形を一緒に探し、無理のない資金計画のアドバイスを行なっております。住宅ローン選びは将来の暮らしに大きく影響しますので、住宅の購入をご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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